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フロアーヒンジ交換(ドアの開閉調整)

フロアーヒンジの交換をしました。
一般の戸建の家などは使われることがあまりないですが、
集合住宅(マンション、ビル、他)の入口によく使われている
扉の開閉装置です。

フロアーヒンジの油圧がなくなると、バタンと扉が閉まってしまい
小さなお子様やお年寄りの方々が指を挟んだりして事故が起こる可能性が
高いので、スピードの調整ができなくなったり、扉が閉まらなくなったりした場合は
なるべく早くお取替えする事をオススメします。

その理由は下の画像の通りです。

DSCF2308

この様な状態になるとフロアーヒンジが入っているケースごと取り替えなくてはならず、
作業時間と、施工費が高くなってしまいます。

錆びて腐ってしまうと、フロアーヒンジのみ交換する事が出来なくなってしまうのです。
理由はいくつかありますが、1つはフロアーヒンジを外のケースで固定しているのですが、
固定金具が錆びて取れなかったり、固定金具が腐ってしまって新しい物を固定できなくなるため
です。
DSCF2311

その場合、写真のようにタイルを切ってケースを取り出さなくてはならないので、タイル目地によっては
見た目が良くありません。

少し調子が悪いくらいの時に修理を依頼されれば中身のヒンジ交換だけで済みますので、早めに交換してください。
中の油圧を入れ替えたり、部品を交換すれば直るものではないし、どのみち交換しなくてはならないので、
無理に使って扉のガラスが割れたり、扉が歪んで錠前がかからなくなったりしますので、まずは業者に見てもらってください。
DSCF2312

今回はオーナー様がタイル交換しない施工をしてほしいい、という事だったので、
モルタルで目地を(タイルとの隙間)埋めて、無事完了しました。

電気錠の場合は扉を外す時、一度、電線を外す作業があったりしますので、
施工前の調査を十分にしないとなりませんから、ご連絡される際にその事を
伝えておくと良いと思います。

弊社ではフロアーヒンジ交換時のタイル工事、御影石、大理石なども工事いたしますので、
安心してご依頼ください。

※ワンポイントアドバイス

エントランスの床を水をまきながら掃除をしている管理の方々をたまに見かけますが、
フロアーヒンジの中に水が入ってしまい、すぐに錆びますので、なるべく水洗いは
避けてください。
あと、小規模のビルの入口などで、盛り塩をしてあるのですが、これも雨などや掃除で
腐りやすくなりますので、やらない方が良いと思います。