マンションのオーナー様からのご依頼で網入りガラスの修理を
してきました。
緑色のテープが貼ってあるところから
下の枠まで熱割れによるヒビが入っていました。
内側のガラス障子の交換ですが、外側の障子を外してから
でないと、内側の障子が外れないので、一人作業は少し大変です。
何故かといいますと、部屋が5階でベランダがないので、外側の障子を
外す時と嵌める時に下に落とさないよう気を付けないと重大な事故につながるからです。
網の入っているガラスは重量がありますので、(今回のガラスは21キロありました)
手すりの外に障子を出しながら斜めにして部屋内に出し入れする作業は、慣れていても
とても緊張します。
簡単に言うと、20キロのお米の袋を手を伸ばしながら作業する感じです。
一般の方はしないと思いますが、網戸や窓の掃除で外そうと思わない方がいいですよ。
嵌め込むときはこんな感じでもう一人作業員に一枚窓を抑えてもらっています。
修理後です。
今回はもう一枚同じような箇所のガラス修理がありました。
ビフォー
作業を一時とめて写真を撮りましたが、だいたいこんな感じです。
窓を持っておいて、左側の窓を右にずらし、もう一人が左側から手を
出して窓をつかみ せーの で嵌めこみます。
ベランダないところはこのような作業をして窓を外すので、
ガラスのヒビが多い場合は落下する恐れもありますし、
ガラスが大きい場合などは別途作業員が必要になりますので
お問い合わせの時はベランダの有無や修理箇所が何階か
教えてもらえると、スムーズです。
最近のアルミサッシは部屋の内側から窓(障子)を外せるタイプ
もありますので、安心して作業できます。
部屋の外に窓をはずすタイプと部屋内に外すタイプでは
作業員の人数が変わりますので、わかる範囲でご説明くださいませ。