網入りガラス熱割れ交換

ホームページからのご依頼で網入りガラスの交換に
行ってきました。

少し古いタイプのアルミサッシで、硝子の廻りがパテで施工してありました。

※パテとは昭和40、50年代くらいまでガラスを固定する為の粘土状の物で、
固まるととても硬くなり作業にも手間がかかる為、
現在ではシリコンなどのコーキングにかわっています。
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写真では分かりずらいですが、網入りガラスの廻りがパテで
固定されていました。
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アルミ枠からガラスを取り外し、溝の中のパテを時間を掛けて
取り外してから新しいガラスを入れ、サッシ枠に嵌め込みます。

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サッシ枠に嵌め込んでから、硝子を固定するためコーキングの養生をしています。

シリコンは固まるまでに夏場で一日くらいかかります。作業後はなるべく動かさない方
ベストになります。
あまり動かすとガラスが動いてしまいシリコンが汚くなってしまったり、硝子のずれにより
雨水が入り込む事がありますので、気を付けてくださいね。

パテの場合、通常のグレチャンやコーキングよりも作業時間がかかりますが、
写真くらいのガラスで1時間30分から2時間程度で修理できると思います。

施工費は¥5,000程度割り増しになりますので、調査時には作業員にお聞きください。

網入りがらすは熱割れでひびが入っている場合がほとんどですので、下記の注意
参考にして、割れ防止をしてください。

①網入りガラスのそばに物を立てかけない置かない。(50㎝程度あける)

カーテン、ブラインドなどなるべく朝日が出る前に開けるとベストです。
(特に室内と外気の気温差がある時期)

西日でも熱割れしますので、北面以外は上記を参考にしてください。

何度取り替えても熱割れでガラスにヒビが入る場合は耐熱ガラスに取り替える事もできますが、

網入りガラスより少し金額が高くなります。

メリットとして網が無くなり窓がすっきりする事と熱割れによるヒビがほとんど入る事がありませんので、

熱割れによるガラスのヒビにお困りの方は、お気軽にご相談くださいね。