寒さも和らいできましたが、窓の開閉の問題や、すきま風の問題で
窓トラブルのお問い合わせが数件続きましたので、
窓交換(カバー工法)をアップいたします。
まず、窓交換のカバー工法とは・・・
簡単に説明しますと、窓障子のみを外し
古い枠の中に新しい枠と窓を新設する事をいいます。
見た目に変わったのは、窓障子の中桟が無くなった事と
型ガラス(不透明なガラス)から透明のペアガラスLOW-Eに
かわったことです。
この様に中桟を取って一枚ガラスに変更できることも窓改修の利点で
あり機能だけではなく、今までとイメージが変わりとても素敵になります。
窓障子を外しただけの状態です。
カバー工法で新しい枠を取り付けた所です。
写真だと分かりずらいと思いますが、壁や床など壊さずに
一回り小さい窓を今まであった窓の中に取り付ける方法がカバー工法です。
弊社では上の写真のように今まであった窓枠と新しい窓枠の間に
発泡剤を入れ断熱性能をあげていますので、安心ですよ。
四方枠に発泡剤を注入しています。
ビフォー
アフター
今回はリビングと寝室をカバー工法でリノベーションしました。
サッシは同じアルミサッシですが、リビングのガラスは真空ガラススペーシア、
寝室のガラスはペアガラスのLOW-Eです。
カバー工法のメリットとデメリット
メリット
①作業時間が早い
(今回は窓2か所の交換でしたが、朝9時から初めて2時位に終わりました。)
②壁や床などを壊さず新しくできるので比較的安くできる。
(大工さんやクロス屋さんなどの経費が掛かりません)
③作業の音や振動があまりでない。
(解体作業がないので、マンションなどのリノベーションに最適です)
デメリット
①アルミサッシ以外にアルミカバーやコーキング費などの経費が掛かる
(アルミサッシは図面を書いて特注製作品になるので、定寸より割高に感じる)
②ご契約後、工事までに50日程度掛かる
(図面製作時間、サッシ、ガラス制作時間が掛かるため工事までに時間が掛かる)
と簡単に説明しましたが、戸建、マンションとも工事可能ですので
水まわり交換、家の外壁塗り替えと同じように窓も劣化しますので
快適な暮らしができるよう、窓交換もご検討してはいかがでしょうか。